資金運用の反省、見直し-3 [Money]
前回の記事でさらっと4%程度のリターンを期待していると書きましたが、その根拠は下表の各アセットクラスの期待リターンに基づいています。各アセットの期待リターンは、年金積立金管理運用独立行政法人の運用実績等の結果から、個人の方がwebページで良く使われている数字を引っ張ってきました。Jリートは行政法人の運用ポートフォリオに入っておらず、期待リターンの数字見つからなかったので、SBI証券HPにある各リートの利回り平均値を期待リターンとしてます。海外リートもJリートに準ずると想定しました。期待リターンの4%ですが、各アセットへの割合を加味した加重平均です。
大分類 アセットクラス | アセットクラス | 割合 | 期待リターン |
---|---|---|---|
株式 35% | 日本株式 | 17.50% | 4.80% |
先進国株式 | 10.50% | 5.00% | |
新興国株式 | 7.00% | 9.25% | |
債権 35% | 日本債券 | 17.5% | 1.00% |
先進国債券 | 17.50% | 3.50% | |
リート 30% | Jリート | 21.00% | 4.00% |
海外リート | 9.00% | 4.00% |
期待リターンは電卓だけでも計算できる非常に単純な数値ですが、リスク計算は統計学の知識が必要なので少々時間掛かりそうです。それではとネットを探してみたところ、非常に強力なサポートツールが公開されてました。「タロットのポートフォリオ理論[ココログ分室]」から入手できるワークシートは、内外のリートを含む6資産も資産まで対応してくれる非常に優れものです。私の場合は、新興国株式も組み込んで7資産で運用しています。今回利用させて頂いたツールがピッタリ合致した訳ではないのですが、大体の雰囲気は掴めたのでそれで良しとしました。細かい数字をいじって最適化しても、それは数字のお遊びでしかないと感じましたので。
資金運用をシュミレーションするに当たり、期待リターン、相関係数等のパラメータ必要ですが、両方のツールとも「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」で公表されているレポートから引用されています。私もGPIFの公開情報見てみましたが、素晴らしいレポートが多数公開されてます。少し前までは年金関係の機構というと厳しい批判にさらされていたのですが、やはり頭の良い人はいるものですね。
GPIFは年金積立金の管理運用をしている組織で、HP上にそのポートフォリオも公開されてます。年金という性格上最もリスクの少ない安全な運用が求められるためか、日本債券が60%で大半を占めており、その他資産として日本株式、外国株式、外国債券が11~12%、その他短期資産という名目で5%というポートフォリオです。短期資産を新興国株式と想定して、「長期投資予想/アセットアロケーション分析」で公開されているツールで分析してみると、期待リターン:2.62%、リスク6.50%でした。2.6%位の期待リターンで将来私が受け取れる年金が賄えるのか少し心配にはなりました。余談ですが。
GPIFは年金積立金の管理運用をしている組織で、HP上にそのポートフォリオも公開されてます。年金という性格上最もリスクの少ない安全な運用が求められるためか、日本債券が60%で大半を占めており、その他資産として日本株式、外国株式、外国債券が11~12%、その他短期資産という名目で5%というポートフォリオです。短期資産を新興国株式と想定して、「長期投資予想/アセットアロケーション分析」で公開されているツールで分析してみると、期待リターン:2.62%、リスク6.50%でした。2.6%位の期待リターンで将来私が受け取れる年金が賄えるのか少し心配にはなりました。余談ですが。
2013-10-28 13:20
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