資金運用の反省、見直し-5 [Money]
前報で紹介したインデックス運用の投資先ですが、その選定理由等を簡単に説明します。
まず、基本となる日本株式ですが、今回は「ニッセイ日経225インデックスファンド」を選びました。その名の通り日経平均に連動するタイプの投資信託です。日本株式の指標としては日経平均、TOPIXが有りますが、日経平均の方がテレビ等でも情報に触れる機会多いので、日経平均の投資信託を選びました。「ニッセイ日経225インデックスファンド」の概要は、以下の通りです。SBI証券でも推奨扱いになっています。
ニッセイ日経225インデックスファンド | |
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運用方針 | 日経平均株価と連動する投資成果を目指して運用を行ないます。 |
基準価額 | 14,892円/10,000口 (13/10/29 現在) |
純資産 | 60,564百万円 |
買付手数料 | なし |
信託報酬 (税込)/年 | 0.2625% |
信託財産留保額 | なし |
解約手数料 | なし |
約定日 | ご注文日の当日 |
設定日 | 2004/01/28 |
もう一つの大口投資対象はJリートですが、今回色々調べてみて、こんな投資信託有るのかと私もビックリしました。今回のJリート運用先と決めた「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド」は、今年の6月28日に設定されたばかりで、純資産も6億円とまだまだ規模小さいですが、買い付け手数料なしのノーロードである事は勿論ですが、信託財産留保額もなしの、その名前通りの投資信託です。信託報酬も0.35175%と、他のJリートインデックスファンドと比べても最安です。まだ規模小さいですが純資産の順調に伸びているようなので、今回採用としました。その概要は次の通りです。
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド | |
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運用方針 | J-REITインデックスマザーファンド受益証券を主要投資対象とし、東証REIT指数(配当込み)の動きに連動する投資成果を目指して運用を行ないます。 |
基準価額 | 11,157円/10,000口 (13/10/29 現在) |
純資産 | 597百万円 |
買付手数料 | なし |
信託報酬 (税込)/年 | 0.35175% |
信託財産留保額 | なし |
解約手数料 | なし |
約定日 | ご注文日の当日 |
設定日 | 2013/06/28 |
資金運用の反省、見直し-4 [Money]
色々調べてみた結果、各資産での運用先は、下表の通りとしました。
アセットクラス | 運用先 |
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日本株式 | ニッセイ日経225インデックスファンド |
先進国株式 | 三井住友TAM-外国株式インデックスe |
新興国株式 | SBI-EXE-i新興国株式ファンド |
日本債券 | DIAM-DLIBJ公社債オープン中期コース |
先進国債券 | 三井住友TAM-SMTグローバル債券インデックス・オープン |
Jリート | ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド |
海外リート | 三井住友TAM-SMT グローバルREITインデックス・オープン |
次回以降の記事で各運用先の紹介をしていきたいと思います。
急に、ブログ記事の更新を始めましたが、記事を書くことによって自分自身も色々勉強になります。当ブログを読んでいただけるかは別として、その有用性を実感しております。
資金運用の反省、見直し-3 [Money]
大分類 アセットクラス | アセットクラス | 割合 | 期待リターン |
---|---|---|---|
株式 35% | 日本株式 | 17.50% | 4.80% |
先進国株式 | 10.50% | 5.00% | |
新興国株式 | 7.00% | 9.25% | |
債権 35% | 日本債券 | 17.5% | 1.00% |
先進国債券 | 17.50% | 3.50% | |
リート 30% | Jリート | 21.00% | 4.00% |
海外リート | 9.00% | 4.00% |
GPIFは年金積立金の管理運用をしている組織で、HP上にそのポートフォリオも公開されてます。年金という性格上最もリスクの少ない安全な運用が求められるためか、日本債券が60%で大半を占めており、その他資産として日本株式、外国株式、外国債券が11~12%、その他短期資産という名目で5%というポートフォリオです。短期資産を新興国株式と想定して、「長期投資予想/アセットアロケーション分析」で公開されているツールで分析してみると、期待リターン:2.62%、リスク6.50%でした。2.6%位の期待リターンで将来私が受け取れる年金が賄えるのか少し心配にはなりました。余談ですが。
資金運用の反省、見直し-2 [Money]
さて、今後の運用スタイルに話を戻して、その基本ルールを以下の通りにしようと思います。
- 個別銘柄保有(一種のアクティブ運用):30% インデックス運用:70%
- アセットアロケーション 株式:35%、 債権:35%、 リート:30%
- 国内、海外比率 国内50% 海外50%
大分類アセットクラス | アセットクラス | 割合 |
---|---|---|
株式 35% | 日本株式 | 17.50% |
先進国株式 | 10.50% | |
新興国株式 | 7.00% | |
債権 35% | 日本債券 | 17.50% |
先進国債券 | 17.50% | |
リート 30% | Jリート | 21.00% |
海外リート | 9.00% |
資金運用の反省、見直し [Money]
資金運用を本格的に初めて1年たったので、この1年間を振り返って反省し、今後どうしていくべきか考えてみました。 ここ1年間の運用スタイルは、個別銘柄を保有することによるアクティブ運用でした。もともと高配当銘柄での配当金を期待しての長期投資スタイルを目指していたのですが、短期的な株価上下で配当金分が無くなってしまう等の心配で、結局売買が多くなる通常のアクティブ運用になってしまいました。運良く運用成績はそこそこでしたが、振り返ってみると本当に無駄なこと、結果論的に間違った事一杯していた気がします。
運用の問題点を列挙してみると、
- 個別銘柄の上り下がりが気になるあまり、ネット証券のポートフォリオページばかり見てしまう。見たからといってどうにかなるわけでもないのについつい見てしまう。本当に時間の無駄でした。
- 個別銘柄の瞬間的な価格変動に驚き、衝動的に売買してしまう。私の使用しているネット証券は売買手数料が最安値とは言え回数多くなればそれなりの金額になります。ネット証券も上手で、購入株価の中に手数料潜り込ませているので、手数料を意識させないようになっています。売買手数料節約していれば、もう少し成績良かったのではないかと思います。
- 運用開始時のアセットバランス決めたのですが、目標に向かって収束していくどころか、個別銘柄の損切りだ利益確定だので売買が多くなり、逆に目標から離れていく状況になっていました。何のためにアセットバランス決めたんですかね。今思うと本当に損するリスクが大きいことしていたのかもしれません。
今回自分の運用スタイル見直しのきっかけがNISAでした。NISA口座の申し込みはしたのですが、どの様に運用すればその特徴生かせるのかを調べていた時に、「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)」ブログに出会いました。インデックス投資の優位性説明は本家のブログを読んでいただくとして、投資理論としてなるほどと理解できます。最近web等でも、アクティブ運用よりもインデックス運用の方が、運用成績が良いという記事も多く見かけます。自分でアクティブ運用もどきしてもそれなりでしたので、今回インデックス運用に切り替えようと思います。
早速、今朝個別銘柄を全部売却しました。売却してしまうと気が楽になりますね。
次にどの銘柄を仕込んでいくかを勉強します。
8月21日の私の資産運用状況 [Money]
8月21日の日本株式での私の取引は、因幡電機とマックハウスを買い増し購入しました。この2つの銘柄はPERも10~12倍で割安な感じだし、実際の処私のポートフォリオの中でも活躍してくれている銘柄です。執筆時8月22日 11時頃も株価プラスで貢献してくれてます。 暫く保有したいと思っている銘柄です。
Jリートの低迷ぶりは目を覆うばかりです。今日のJリートも全滅状態です。多く借入金を抱えるリートにとって金利の影響大きいですが、最近は長期金利も安定しており、また稼働率もそこそこ安定しているようだし、低迷理由が私には良く分かりません。どなたか、明確に説明できる方おりませんか?
保有Jリート今月決算銘柄は、日本リテールファンドです。先月の東急リートみたいに滅茶苦茶に下げなければありがたいのですが・・・・。
一方昨夜の米国株式ですが、NYダウ 6日続落しました。その中でも「電気通信サービス」や「公益事業」の値下がり目立ったようで、保養している「IXP ISHARES GLOBAL TELECOM ETF」、「JXI ISHARES GLOBAL UTILITIES ETF」も大きく値下がりでした。
今は、動いたら負けみたいな状況なので、損切り、利益確定をキッチリ行う、安全運転が必要な時期なんでしょうね。
8月20日の米国株式 [Money]
昨晩寝る前に米国株式を確認していたら、米国株式が久々に上昇していた局面でした。一週間ほど前に売却した「IYR iシェアーズ 米国不動産 ETF」の価格が急上昇していたので、遅れてはならぬと買い戻しました。もちろん売却時価格より安く買ったので、それはそれで良かったのですが、私が運用しているSBI証券の外国株取引は「指値購入」しかできず、指値の設定でモタモタしている間に価格が上がってしまい、買いのタイミングを少し逸してしまった感があります。成行き買いも出来る様になると良いんですけどね。
米国株式も終値は結局マイナス、5日連続の続落でした。昨晩購入した「IYR iシェアーズ 米国不動産 ETF」は、金利上昇一服感からマイナスにならず、ホット胸をなでおろしています。
話は変わって日本株式ですが、8月10時半頃までは割と順調に株価上昇していましたが、その後急落しました。中国株式市場で上海総合指数が下げたの原因みたいですね。最近の株価変動は、海外の経済状況など外的要因によるものが多いですね。アベノミクスなるものは、どっかに吹っ飛んでしまったでしょうか?
7月29日株価 [Money]
7月29日の株価下落もひどかったですね。先週末から日経平均1000円以上下げ。どこぞのヘッジファンドが円買い、日本株売りに転じているとの観測記事も見受けられます。こうなると、個人ではどうにかなるものではありません。
Jリートも何か値動きが変ですね。今までは、配当落ちは大体配当金額分位、株価が落ちる感じだったが、今日の落ち方は異常。アパート等の不動産投資の代わりとしてリートに期待していたが、ここまで値動き激しいと、安心して保有してられないですね。自分資産運用ルールに照らして、限度超えたら潔く損切りして、暫く手を引こうかと思っています。
ブログネタとして、資金運用の話は止めようと思います。他のネタでブログ更新していきたいと思います。
キャノン株売却 [Money]
7月26日の株式は、日経平均 ▼432.95の大幅下落でした。参りました。一昨日大幅下落したキャノン、昨日も続落し、結局売却してしまいました。ガクッリ来ててもしょうがないので、次なる投資先の調査始めました。本当は、常時研究し続けないといけないのでしょうが。
資金運用方針に基づき、SBI証券、楽天証券のスクリーニング機能を使って検索かけてみました。検索条件は、
●PER: 15倍以下
●PBR: 1倍以下
●時価総額: 100億円以上
減らさない運用したいので、ある程度の規模の投資先としたい。
●配当利回り: 降順(利回りが良い物が先頭に来る様に)
Top 10だけですが、両証券会社の検索結果(7/26時点)を整理してみました。
http://www.mamiha.com/jp/20130726money_asset_study.html
両者を比べてみると結構結果が異なるのですね。改めて驚きました。さらに、世間巷では、PER、PBRを投資先割安感の指標が使われているようですが、結構計算バラツキが大きい数値なのかもしれないですね。例えば、マックハウス、SBI証券が9.4倍、楽天証券が5.79倍となっていました。計算方法しらないので理由わかりません。
各社の直近決算報告見ながら、次なる投資先発掘してみようかと思います。
7月25日の資金運用-キャノン下落 [Money]
7月25日の株式は、日経平均 ▼168.35の 14,562.93円で引けました。私のポートフォリオもプラスになる筈がなく、マイナスで終わりました。
今日の取引で、問題児はキャノンでした。若干のマイナスでスタートしていたのですが、突然200円以上の下落。例により理由調べたところ、
「通期の売上高予想は前年比10.6%増の3兆8500億円(従来予想は3兆9800億円)、当期純利益は同15.8%増の2600億円(同2900億円)に、それぞれ下方修正した。」
との記事発見。キャノンは輸出企業のイメージがあり、円安の恩恵受けるのではないかと期待していたわけですが、どうもデジタルカメラがスマートフォンの普及や中国等の景気減速で、販売下方見直しになったのが原因のようです。
配当金の減額は無いようですが、株価下落が私のルール10%に近づいてしまったので、損切り対象として要注意アセットになってしまいました。キャノンさん頑張って!!!
日経新聞web版にも記事有りましたが、今までのアベノミクス効果による雰囲気相場から、個別の業績に連動する本来の姿に変わりつつある気がします。私のような個人投資家は、自分の運用ルールを的確に守り、損切り、適切な利益確定をキッチリやる必要性を改めて認識した次第です。